バルセロナ旅行記35日目(2007・6・4)~スペイン村方面~ 宿泊していたEXPOホテルの部屋の窓からカタルーニャ美術館やミロ公園のオブジェ「女と鳥」が見えました。 せっかくなので歩いて回ってみることにしました。 ミロ公園まではとても近く、すぐにオブジェが見えました。 どうして「女と鳥」なのか不思議です~ そのまままっすぐ公園を通り過ぎるとスペイン広場です。 ターミナル状で車も多く、付近にはバス乗り場もたくさんありました。 その奥にカタルーニャ美術館があります。 建物が見えているのですが、結構遠くて歩く距離が長かったです。 今回は美術館はパスして、スペイン村のほうに行くことにしました。 スペイン村は日本の志摩にもありますが、本場のはどんなカンジなのかワクワクです。 カタルーニャ美術館の手前を右に曲がり、バス通りの坂道を登ったわかりにくい場所に入り口がありました。 観光バスで来る人が多いようで、付近にはバスがいっぱい止まっていました。 入場料は大人1人7ユーロでしたが、ファミリーチケットというのがあるので、子供連れの場合はそれがオトクです。 ここは1929年の万博に合わせて造られたテーマパークで、貝の家やコルドバのパティオといった建築物がほぼ実物大で建ち並んでいます。 バルセロナにいながらスペイン各地を旅行した気分になれるのがうれしいです。 アンダルシアの町並みを再現した、白い壁の建物が集まったエリアがステキでした。 各地の特産品や民芸品を売るお店もあり、おみやげ屋さんはかなり充実していました。 ちょっとビックリしたのですが、ここには猫がたくさんいます。 私は3匹見ましたが、みんな首輪をしているので、ここで飼われているのかナ。 ~グエル公園~ ここは今まで行ったバルセロナの観光名所のなかで、一番行きにくい場所でした。 駅と駅の間にあり、しかも山の上ってカンジの場所にあります。 ここだけは観光バスで行きたかったなぁと思いました。 グエル公園は地下鉄3号線のバイカルカとレセップスの間にあります。 ガイドブックでは一般的にレセップスから20分と案内されていますが、バイカルカから行った方がわかりやすいと思います。 レセップスが正面入り口で、バイカルカが裏口ってカンジですね~ でもレセップスから行くと、道路沿いの普通の道10分+登りの坂道10分で計20分はかかります。 バイカルカから行くと、普通の道5分+超急な登りの坂道5分+エスカレーター3分ってカンジなので、超急な登りの坂道と日本のお寺を思わすような急な階段を入れても比較的ラクに行くことができます。 途中から坂道にエスカレーターがあったのにはビックリしました。 ガウディの作品は入り口近くにあり、奥は景色を眺めたり自然と触れ合うハイキングコースみたいなカンジになっています。 私はハイキングコースから入ったので、下って正面のほうに進むと行ったかたちになりました。 途中、かわいいサボテンを発見♪ 下っていくと、すぐにタイルを使った波状ベンチが見えました。 あまりの人の多さにビックリ!! ここは入場無料なので、観光客だけでなく一般の人達もたくさん来ていました。 このモザイク模様のベンチがある広場をドーリス式の列柱が支えていて、天井の模様にもガウディらしさを見ることができます。 また、近くには放物状のアーチが並んでいました。 じっと見ていると不思議な気分になります。 さらに入り口の方に階段を下るとお馴染みのトカゲの噴水があり、公園のシンボルとなっています。 正面入り口右側にある門衛詰め所はおとぎの国を思わせ、お菓子の家みたいでした。 ガウディが、スポンサーであったグエルの要請により建設したこの公園ですが、当初は19世紀イングランドのガーデンシティを手本とした住宅地を計画していました。 グエルの死去によって計画は中断されましたが、幻想的な建造物など見どころが多く、世界遺産にも登録されています~ 6~7日目へつづく ジャンル別一覧
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